【コラム】オオムラサキ 30回目 :2020-7月号

兵庫丹波オオムラサキの会  会長 足立 隆昭

1.6月はオオムラサキの羽化の最盛期

羽化 : 命がけの3分間のドラマ
2007年7月4日撮影した写真で説明します。
蛹が割れ始めて羽化が終わるのは約3分です。

羽化した成虫は約3~6時間かけて体を整えます。(個体差があります)
この時に手で触ったりすると体に支障をきたし死に至ります。

2.チョウの蛹について説明します

チョウの蛹は帯蛹(たいよう)と垂蛹(すいよう)の二つの形があります。

帯蛹は腹部先端を枝や葉につけ、胸部に帯糸と呼ばれる糸を胸部にかけて頭を上にした蛹です。
アゲハチョウ、シジミチョウ、セセリチョウなど、成虫の脚が6本見られる仲間です。

垂蛹は腹部またはお尻だけを葉っぱ等につけて、頭を下にした蛹です。
成虫の脚が4本に見える(前脚が特殊な進化)
タテハチョウの仲間に見られます。

2020年6月29日
文責:足立 隆昭

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