【コラム】猪名川アラカルト第35回 猪名川流域でも少なくなりました! ニホンイモリ

川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省 環境カウンセラー 牛尾 巧

全長は約10cm、尾が長く全長の半分を占めます。4月から6月にかけて、オスは、青白い尾〔婚姻色〕が現れ、求愛する行動が見られます。イモリは夜行性で、求愛行動は、主に日没後に観察され11月頃まで続きます。

12月頃から越冬の準備に入り姿は見れません。
産卵は、4月から6月の期間に行われます。オスがメスの前を進み、メスが従います。オスは肛門〔総排泄口〕から精子の塊を池の水底に落とします。オスに従って進んできたメスが肛門からその塊を取り込みます。メスは、受け取った精子を体内に貯蔵し、産卵時にその精子で卵を体内で受精させます。メスは、6月頃、池の水草や枯れ枝などに、卵を1個1個、後ろ脚を使って産みつけます。
イモリは、体内受精で、体外受精をするカエルやサンショウウオと違い、産卵は、メス1頭で産卵します。