【コラム】 旅へのお誘い 第4回「旅の楽しさ その3」

食べものについて・・・つづきのつづきですが、今回のお話も長くなりそうなので2回に分けて書こうと思います。食べもの話は今回とあと1回の予定です。

弁当だけでなく、私は各地の駅で立ち食いそばを食べるのが好き。もちろん一流の手打ち蕎麦店のとは比べることはできませんが、安くてパパッと済ませるところがよいし、ちょっぴり旅情というのも感じたりします。
なので駅そばの話もしておきましょう。本来駅のホームで食べることができればよいのですが(列車内で食べられたらなお良し)、最近はホームで営業しているところはグンと減っているので、駅構内のならよしとしましょう。

さきに述べたように、減ったとはいえ、今でも多くの駅でそばを食べることができます。そんな中でのお勧めはちょっと(いや、とても)遠いですが、宗谷本線音威子府(おといねっぷ)駅と根室本線新得(しんとく)駅。北海道は屈指のそばの産地でもありますから美味しいのはいわばあたり前。

 

音威子府は、鉄道ではなかなか行きにくいので、(行ったとしてもそばを食べるとなると、列車の接続が不便)車で訪れる客の方が圧倒的に多い、かく言う私もレンタカーで訪れました。そばの甘皮も一緒に挽いているので、とても黒いそばです。

 

新得も有名なそばの産地。地元のそば店「せきぐち」が駅構内でも営業。店員に「お店のそばとは異なるの?」と愚問。「ちょっと違います」とまあ、あたり前の回答(笑)。

近いところでは、我が兵庫県の加古川線小野町駅と山陽線姫路駅。
小野町駅のは立ち食いでは無く、小さな無人駅の駅舎を利用した一般的なそば屋で、ここはその辺のそば屋顔負けのそばを提供しています。そのぶん立ち食いに比べいくらか高価ではあります。

 

それは小野町駅の「ぷらっときすみの」という店。巻寿司などのサイドメニューもあり
。川西からだとJRで行くよりも、車で訪れる方が現実的です。駐車スペースはありますが、数台しか停めることができないので要注意。

 

姫路駅の店「まねき」の “えきそば” はご存知の方も多いことでしょう(阪神百貨店梅田本店のスナックパークにも出店)。ここのは和蕎麦ではなく中華麺。それが一味変わっていて多くのファンに支持されているようです。個人的には味はまあまあでも、なぜか姫路へ行くと食べたくなるのです。

ここもまた立ち食いではありませんが、山陰の木次(きすき)線亀嵩(かめだけ)駅では、駅舎の中にも店がありますが、前日までに電話で予約しておけばホームまで届けてくれるので、名物の蕎麦を車内で食べることができます。そばとは関係ないですが、松本清張の名作「砂の器」の舞台のひとつとなった地としても有名なところです。
 

次回につづく・・・・・