【コラム】旅へのお誘い 第3回 「旅の楽しさ その2」

松原利明

食べ物について・・・つづき・駅弁の話
旅行に食べ物はつきものなので、1回では終わりませんね。

 さて旅に出るとなんらかの交通機関を利用します。そして車ならサービスエリアや、道の駅に立ち寄って名物を探すでしょうし、列車なら駅弁・・・でも最近は車内販売は縮小されて、列車内で飲食するには、乗車前に買っておく必要があります。定期列車の車内で弁当を買うことができるのは東海道・山陽新幹線(販売が無い列車もあり)と、一部の観光列車だけになってしまいました。あと近鉄・小田急・東武の特急列車でも販売している例があるようです。

このように、列車内で食事をするのは難しくなってはいますが、私の独断でお勧め弁当や沿線で楽しめるモノを紹介します。
まず駅弁では富山駅の「ますのすし」これはご存知の方も多いでしょう、ただこの弁当は車内で食べるというより、お土産としての利用が多いのかも。また百貨店の駅弁大会ではいつも売られていますし、たまにイズミヤやイオン、関西スーパーでも売っています。
北海道森駅の「いかめし」や厚岸駅の「かきめし」も、駅弁というより、百貨店の駅弁大会での売り上げがほとんどで、おなじみだと思います。でも百貨店で販売しているのは、必ずしも現地製造とは限らないので、その辺を気にする方は要注意。

「かきめし」厚岸駅前“氏家待合所”で購入

そうそう、根室本線池田駅の「十勝ワイン漬ステーキ弁当」を忘れてはなりません。この池田駅、ご多分に漏れず今や駅員はいないし、駅売店もありません。でもこの弁当を車内で食べる方法があるのです。
それは・・・池田駅から道1本隔てたところにこの弁当を製造している “レストランよねくら” があり、前もって電話で注文(前日までが望ましい)しておくと、営業時間内であれば列車が着くホームまで届けてくれるのです。とは言え特急列車などは停車時間は1〜2分とわずか。釣り銭がいらないよう準備しておく必要があります。何号車のどの扉などと説明があるので、それに従いましょう。列車の到着に合わせて調理しているので、受け取った時にはまだ暖かいはずです。(木曜日定休)

値段も税込み1,200円とお手頃。

枠の都合であまり紹介できないのですが、いくつか画像だけでも。

人気絶大の宮島口駅「あなごめし」。観光特急「ゆふいんの森」車内で「香草物語」

「うに弁当」久慈駅構内“リアス亭”  北海道・母恋(ぼこい)駅の「母恋めし」これ
入手困難です。(ホッキ貝がふんだんに)

もっともっとあって、なかなか紹介しきれませんね。先に述べたように、列車内で弁当を食べる機会は少なくなっていますが、皆さんもお気入りの弁当を見つける旅に出てはいかがでしょうか。