【コラム】オオムラサキ第8回目;7月

兵庫丹波オオムラサキの会
会長 足立 隆昭

6月は羽化の最盛期で国蝶・オオムラサキの雄姿を見せてくれます。
明峰小学校3年生が飼育している羽化のようすを石津容子様がタイムリーに投稿していただいております。
下の写真は成虫の餌(樹液を出す)クヌギの葉の上の雌(♀)雄(♂)です。

オオムラサキの美しい翅(はね)の色はなぜ変色しないのでしょうか?

自然界には色素によって発色する色素色と、微細構造が生む光学現象による構造色があります。
CDの表面に光を当てると当て方によっていろいろな色が見えますがこれが構造色です。

♂は美しい青紫色の翅(はね)をもっています。
この部分が構造色で青紫色だけが反射する構造になっています。
♀もわずかに赤紫色に見える部分が構造色です。

構造色は色が剥(は)げないので塗装・染色分野では盛んに研究され応用されています。
(例:高級車の塗装など)

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